派遣者たち

書誌情報

原題(発表年):파견자들(2023)
著者:キム・チョヨプ(김초엽、金草葉、Kim Choyeop)
訳者:カン・バンファ(姜芳華)
カバーデザイン:早川書房デザイン室
発行日:2024年11月15日
発売日:2024年11月7日
出版社:早川書房
ISBN:9784152103758
判型:四六判並製

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一般文芸GLロマンシスSF終末ディストピア死別師弟姉妹(義理)年の差片思いすれ違いアンビバレンスシリアスせつない

地下都市に暮らすテリンは、もはや人が住めなくなった地上へ行くことを切望していた。師匠のイゼフが地上の素晴らしい夕焼けの美しさや夜空を横切る星の輝きを教えたから。だがテリンは地上へ行ける“派遣者”になるための試験の直前、不思議な幻聴を体験する

引用:早川書房

メモ

  百合度 ☆ 深度  ☆☆

 地上が正体不明の菌類“氾濫体”に覆われ、人類が地下都市に追いやられた世界を舞台に、異なる種との共存・共生をテーマにした作品です。
 氾濫体の調査・研究のために地上を行き来する<派遣者>を目指す少女テリン。幼いころ、身寄りのなかったテリンを一時預かってくれた<派遣者>イゼフに憧れ、いずれは彼女と肩を並べて地上を探索することを夢見ています。
 テリンがイゼフに憧れだけでない感情を抱いていることが端々で語られています。一方、イゼフはテリンの気持ちを薄々察し、同じ気持ちは返せないけれど、家族のような存在としてテリンを愛し、ずっと見守っていきたいと思っています。
 しかし、やがてふたりは“氾濫体”に対する意見の食い違いを深めていき、すれ違っていきます。せつないガールズラブ要素ももった作品です。

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