
書誌情報
原題(発表年):우리가 빛의 속도로 갈 수 없다면(2019)
著者:キム・チョヨプ(김초엽、金草葉、Kim Choyeop)
訳者:カン・バンファ(姜芳華) ユン・ジヨン(尹志映)
装画:カシワイ
カバーデザイン:早川書房デザイン室
発行日:2024年10月15日
発売日:2024年10月9日
出版社:早川書房
ISBN:9784150415334
判型:文庫判(トールサイズ)
打ち棄てられたはずの宇宙ステーションで、その老人はなぜ家族の住む星への船を待ち続けているのか……。今もっとも韓国の女性たちの共感を集める、新世代SF作家のデビュー作にして大ベストセラー。生きるとは? 愛するとは?――優しく、どこか懐かしい、心の片隅に残り続けるSF短篇7作。解説/石井千湖
引用:早川書房
メモ
「巡礼者たちはなぜ帰らない」
その村では成年になったら「始まりの地」と呼ばれる場所へ向かう儀式があった。しかし、「始まりの地」へと飛びだった者たちの中には、毎回何人かは村へと戻ってこなかった。村と成年の儀式に秘められた真実を描いた作品。集中、唯一ガールズラブ要素のある作品となっており、作中の内容とも結びついています。
そのほか、女性間の関係が描かれた作品として、生前の人格を記録した図書館で、母のデータが検索不能の状態にされていたことを知り、折り合いの悪かった母親の実像を探り理解を深めていく娘の物語「館内紛失」があります。また「わたしのスペースヒーローについて」は宇宙飛行士候補になった女性が、宇宙飛行士を目指すきっかけとなった女性の不可解な行動を知り、その真実を探るお話。ふたりが過ごしたシングルマザーとその娘ふたりの共同生活についても触れられています。

