わたしたちが光の速さで進めないなら

書誌情報

原題(発表年):우리가 빛의 속도로 갈 수 없다면(2019)
著者:キム・チョヨプ(김초엽、金草葉、Kim Choyeop)
訳者:カン・バンファ(姜芳華) ユン・ジヨン(尹志映)
装画:カシワイ
カバーデザイン:早川書房デザイン室
発行日:2020年12月15日
発売日:2020年12月3日
出版社:早川書房
ISBN:9784152099860
判型:四六判並製

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一般文芸SF短編集非百合混在

廃止予定の宇宙停留所には家族の住む星へ帰るため長年出航を待ち続ける老婆がいた……冷凍睡眠による別れを描き韓国科学文学賞佳作を受賞した表題作、同賞中短編大賞受賞の「館内紛失」など、疎外されるマイノリティに寄り添った女性視点の心温まるSF七篇!

引用:早川書房

メモ

 

「巡礼者たちはなぜ帰らない」
 その村では成年になったら「始まりの地」と呼ばれる場所へ向かう儀式があった。しかし、「始まりの地」へと飛びだった者たちの中には、毎回何人かは村へと戻ってこなかった。村と成年の儀式に秘められた真実を描いた作品。集中、唯一ガールズラブ要素のある作品となっており、作中の内容とも結びついています。
 そのほか、女性間の関係が描かれた作品として、生前の人格を記録した図書館で、母のデータが検索不能の状態にされていたことを知り、折り合いの悪かった母親の実像を探り理解を深めていく娘の物語「館内紛失」があります。また「わたしのスペースヒーローについて」は宇宙飛行士候補になった女性が、宇宙飛行士を目指すきっかけとなった女性の不可解な行動を知り、その真実を探るお話。ふたりが過ごしたシングルマザーとその娘ふたりの共同生活についても触れられています。

 

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