書誌情報
著者:鵜飼有志 イラスト:ねこめたる
装丁:たにごめかぶと(ムシカゴグラフィクス)
発行日:2023年1月25日
発売日:2023年1月25日
出版社:KADOKAWA
レーベル:MF文庫J
ISBN:9784046821096
版型:文庫版
ライトノベルアクションコミカライズデスゲーム巨大感情ライバル敵対隷属
〈キャンドルウッズ〉から三ヶ月。私・幽鬼はプレイヤーに復帰した。
足元の不安な廃ビルから脱出するゲーム〈スクラップビル〉。
高飛車なお嬢様のプレイヤー、御城に困らされながらも、私はゲームをこなす。
――それから時は過ぎ、私は三十回目にさしかかる。
〈三十の壁〉。
三十回辺りのゲームで、プレイヤーに不幸がたたみかけるという業界の〈呪い〉。
その影響か、あるいはそれを気にするせいか、私は調子を落としていた。
そんな私に、さらに近づく影がひとつ――
「このゲームを潰す、お手伝いをしてほしいのです」
あるときは廃ビルを探索し、またあるときは風呂場で札の争奪戦。
そうして今日も私は――死亡遊戯で飯を食う。
引用:MF文庫J
メモ
幽鬼は、多くのプレイヤーが散っていった、30回の壁を越えられるのか?幽鬼本人は淡々とした性格であまり感情をあらわにすることはないものの、この巻では、敵対するプレイヤー側の重度の依存を伴う歪な関係性、巨大感情が顔を覗かせ、1巻よりは百合濃度が高め。
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