白紙を歩く

書誌情報

著者:鯨井あめ
装画:丹地陽子
装丁:bookwall
発行日:2024年10月25日
発売日:2024年10月23日
出版社:幻冬舎
ISBN:9784344043695
版型:四六判並製

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一般文芸友情日常青春多様な性学生高校生創作

天才ランナーと小説家志望。人生の分岐路で交差する2人の女子高生の友情物語。

ただ、走っていた。
ただ、書いていた。
君に出会うまでは――。

立ち止まった時間も、言い合った時間も、無力さを感じた時間も。無駄だと感じていたすべての時間を掬い上げる長編小説。

「あなたをモデルに、小説を書いてもいい?」
ケガをきっかけに自分には“走る理由”がないことに気付いた陸上部のエース、定本風香。「物語は人を救う」と信じている小説家志望の明戸類。梅雨明けの司書室で2人は出会った。
付かず離れずの距離感を保ちながら同じ時間を過ごしていくうちに「自分と陸上」「自分と小説」に真剣に向き合うようになっていく風香と類。性格も好きなことも正反対。だけど、君と出会わなければ気付けなかったことがある。

ハッピーでもバッドでもない、でも決して無駄にはできない青春がここに“在る”。

引用:幻冬舎

メモ

百合度 ☆ 深度 ☆

 

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