週に一度クラスメイトを買う話 ３　～ふたりの時間、言い訳の五千円～

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ライトノベルGL投稿サイト青春名前のない感情学生高校生同級生陰キャ×陽キャキス痕

　曖昧になるルールと踏み込めない距離。この関係の行く先は――？

　夏休みが終われば、全て元通りになると思っていた。曖昧になったルールも、仙台さんとの距離も。なのに、彼女だけが未だに変で、「同じ大学受けたら？」なんて言いだす始末。そんなことを言われても、卒業後も一緒にいる理由はないし、彼女の将来に興味はない。そう、全く、少しも、私は興味ないのだ。

　夏休みが終われば、進路の話になるのは自然なことだ。例えば宮城に、私と同じ大学への進学を提案してみたり。もちろん、宮城がそんな未来を考えていないことは知っている。それでももし、彼女が私と一緒の未来を少しでも考えてくれたら――そんなことを期待する私はやっぱりずるいのかもしれない。

引用：ファンタジア文庫

配布元	入手条件	タイトル	仕様
アニメイト	先着順	宮城の“もの”は主張が激しい	ペーパー　１段組　本文３頁相当
ゲーマーズ	先着順	ブラウスのボタンと宮城の視線	４Pリーフレット　１段組　本文３頁
とらのあな	先着順	仙台さんは節度がない	カード　３段
メロンブックス	先着順	仙台さんは目を覚まさない	４Pリーフレット　１段組　本文３頁
BookWalker	購入特典	私たちの文化祭は始まらない	電子書籍　本文１４頁
カクヨム	フォロー	未入手	未入手
各書店	先着順	3巻発売記念書き下ろしキャラ会話SS１	カード　LINE風
各書店	先着順	3巻発売記念書き下ろしキャラ会話SS２	カード　LINE風
各書店	先着順	3巻発売記念書き下ろしキャラ会話SS３	カード　LINE風

メモ

　　百合度　☆☆☆　深度 ☆☆☆

　卒業したらもう会わない。その程度の関係のはずなのに割り切れない想いが、彼女たちに少しづつルールを逸脱させ、いつもならしないはずの行動へと駆り立てる。

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