死亡遊戯で飯を喰う。 4

書誌情報

著者:鵜飼有志 イラスト:こめたる
装丁:たにごめかぶと(ムシカゴグラフィクス)
発行日:2023年8月25日
発売日:2023年8月25日
出版社:KADOKAWA
レーベル:MF文庫J
ISBN:9784046827654
版型:文庫版

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ライトノベルアクションコミカライズデスゲーム師弟敵対

〈クラウディビーチ〉を乗り越えた私・幽鬼に、同時期に行われたゲームで参加者の大半が殺害される惨事が発生したとの報が舞い込む。
かつて出会ったプレイヤー・毛糸とともに調査へ繰り出し、『殺人鬼』の再来を私は知る。
いずれ訪れる邂逅を覚悟していると、さらなる凶報が訪れる。
それは〈キャンドルウッズ〉で消えない傷を刻まれた右目の動向を伝えるもので……?
おまけに近頃は夜間学校のクラスメイトからも監視されていて心配事は山積み。
そんな中で私が挑むは、生者と死者の行き交う夜〈ハロウィンナイト〉。
ある時は学校帰りに。
ある時はカボチャ畑で。
我らその身が朽ちるまで、死亡遊戯で飯を食う。

引用:MF文庫J

メモ

  百合度 ☆ 深度 ☆

 幽鬼が絶海の孤島で殺人鬼と対峙していた頃、違うゲームで、プレイヤーの大半が死亡したと噂を聞き、真相を探る幽鬼。ふたたび邂逅した殺人鬼との奇妙な縁から、いつかくるデスゲーム稼業の終わりのときを意識する。ゲーム外で殺された元プレイヤーの主人の復讐を誓うメイド、現在はゲームとは無関係に暮らす元プレイヤーの学校生活など、ゲーム外の出来事ともリンクする異色の構成。幽鬼と殺人犯との互いに認め合うからこそ、殺し合いに発展する奇妙な関係性が印象的です。

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