蠟燭は燃えているか

書誌情報

著者:桃野雑派もものざっぱ
装画:tamimoon
装幀:大岡喜直(next door design)
発行日:2024年4月22日
発売日:2024年4月24日
出版社:講談社
ISBN:9784065350256
版型:四六判並製

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一般文芸ミステリ学生中学生高校生

京都大炎上!

金閣、銀閣燃え落ち、「蠟燭」に火がともる時。
次、焼かれるのは――「お前」だ。
広域連続放火殺人事件に挑むのは、宇宙還りの女子高校生。

宇宙ホテルでの連続殺人事件から無事に帰還した京都の女子高生真田周は、大気圏突入時、行方不明の友人へ向けて音楽配信をしたことで「人が死んだのに不謹慎だ」と、SNSで炎上してしまう。まるで事件の加害者かのような扱いを受け、迷惑系動画配信者が現れるなど、日常の通学すら困難になっていく。ある日、地球帰還時のアーカイブ動画に不穏なコメントが書き込まれた。
「まずは金閣寺を燃やす」
半信半疑の周の目に映ったのは、予告通り黄金色に輝きながら燃え落ちる金閣だった。
その場には、行方不明の友人・瞳子の姿。あの子がこの炎上を引き起こしたのか?
哀しみの劫火が、京都を襲う。

引用:講談社BOOK倶楽部

メモ

  百合度 ☆ 深度 ☆☆

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