官能と少女

書誌情報

著者:宮木あや子
装画:今井キラ
装丁:ハヤカワ・デザイン
発行日:2012年7月15日
発売日:2012年7月6日
出版社:早川書房
ISBN:9784152093073
版型:四六判並製

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一般文芸GL短編集非百合混在失恋浮気キス性愛愛のないセックスSMシリアスせつないインモラル繊細


「小さな白い花は可愛いのに、食べると死ぬ。甘酸っぱい花と薄荷煙草。そして無垢なふりをして耽嗜へ誘い死に至らしめる毒」折れそうなほど華奢な身体の女は、可愛らしい動物のような女を抱きしめる……(「ピンクのうさぎ」)。淫靡な宝石に恋する女、自らの幼児体型を哀しむ養護教諭、美しい顔の男を「夫」にした女、おじさまに「連れ去られた」少女、眠り姫という綽名の病んだ女子大生。恋の痛みと愛の毒が満ち溢れる、R‐18文学賞受賞作家が描く6つの純粋な欲望。

引用:早川書房

メモ

百合度 ☆☆☆ 深度 ☆☆☆ (2編のみ)

全6編中、2編百合作品が収められています。
「コンクパール」 洋服や宝石しか愛さない女と自己愛の延長線で女を愛する女、気づけば喪っていた恋に行き場のない想いを抱える女が絡み合う。洋服越しにしか愛されなかった空虚な中身はどこにも行けず立ちつくす。
「ピンクのうさぎ」 帰りを待つうさぎのコートがお似合いのかわいい恋人を置いて、年上の男性にサディスティックな欲望をぶつける「私」。ただ好きではいられない恋人と「私」ふたりの間に横たわる事情。やがて、皮を剝がれて逃げ出したうさぎを追いかけどこへいく?

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