
書誌情報
著者:嗣人
カバーイラスト:champi
デザイン:bookwall
発行日:2025年7月15日
発売日:2025年7月15日
出版社:産業編集センター
ISBN:9784863114500
版型:四六判並製
一般文芸ホラー幻想アクション探偵異能力者バディ悔恨シリアスダーク女性蔑視児童虐待
「あたしの眼。雇ってみない?」
3年前のクリスマスイブ。御燎(みりょう)かなえは最愛の夫と娘を失った。遺体はまるで破裂したかのように、血だまりで残骸として発見され、科捜研の調査でも犯行の手掛かりは一切見つからなかった。
刑事を辞めて怪奇事件専門の探偵事務所を立ち上げたかなえ。ある日、刑事時代からの知り合いである都庁特別対策室・御堂筋(みどうすじ)から、顔のない男に眼を取り替えられたという家出少女・早凪冥(さなぎめい)にまつわる相談を受ける。それは人にかけられた呪いが視える眼だった。冥の眼の力を使い、失踪した彼女の仲間の行方を捜すが…。
『夜行堂奇譚』嗣人が贈る、異色バディホラーシリーズ。
引用:産業編集センター
メモ
夫と娘を失った事件の解明のためには手段を選ばない常識人のようでいて良識をどこかに置いてきたようなかなえと、仲間以外の人間には気を許さずに生きてきた冥。冥が呪いを見ることのできる目を持っていたから、かなえが普通の探偵なら引き受けないような怪奇事件を手がける探偵だったから――利害の一致からバディになったふたり。かなえは気難しい冥の気質を理解し、つかず離れずの距離を保ちながら、それなりに冥のことは気にかけています。まだ冥には少しばかり隔意があるような感じなので、今後、このふたりの関係がどのようになっていくかにも興味を惹かれますが、この巻では冥と仲間の少女の関係が印象的でした。
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