ヒカリ文集

書誌情報

著者:松浦理英子
装幀:ミルキィ・イソベ(studio parabolica)
本文レイアウト:安倍晴美(studio parabolica)
本文仮名書体設計:山田和寛(nipponia)
発行日:2022年2月22日
発売日:2022年2月23日
出版社:講談社
ISBN:9784065267462
版型:四六判上製
初出:『群像』(講談社)2019年8月号・12月号、2020年10月号、2021年4月号・9月号

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一般文芸GLヘテロ多様な性性愛繊細


二年前、東北で横死した劇作家兼演出家の破月悠高。妻の久代がその未完成の遺作を発見した。学生時代に夫妻も所属していた劇団NTRをモデルにしたその戯曲を読んだ久代は、同じく劇団員だった鷹野裕に声を掛ける。「裕、あの戯曲の続き書かない?」

相談の結果、元劇団員たちがそれぞれ好きな形式で文章を寄せることになった。作品集のタイトルは「ヒカリ文集」。劇団のマドンナであり、あるとき姿を消してしまった不思議な魅力を持った女性、賀集ヒカリの思い出が描かれてゆく。

引用:講談社

メモ

  百合度 ☆ 深度 ☆

 かつて学生劇団で、周囲の団員たちを魅了し、男女から愛され愛したヒカリという女性とはどんな人物だったのか――ヒカリとの刹那の恋に溺れ、その後の人生にも少なからぬ影響を受けた6人の男女が語る恋の顛末。

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