敗涜の灰百合 退魔の巫女は少女狐に踏みにじられる

書誌情報

著者:人間無骨 イラスト:もりの
発行日:2021年12月25日
出版社:キルタイムコミュニケーション
レーベル:二次元ドリームノベルズ(電子限定版)

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ライトノベル官能ファンタシー学生高校生聖職者人外同級生母娘敵対片思いキス性愛インモラルダーク


人ならざる忌むべきモノ――忌魔。
先祖代々忌魔を狩ってきた京花は、今日もそのお役目に務めていた。

しかし、その日現れた忌魔はこれまでのものとは性質が異なる、
少女の姿をした忌魔だった。
たとえ相手がどんな姿だろうと、京花のやることは変わらない。
そう果敢に挑んでいくも、京花は妖狐・アコにあっさりと打ちのめされてしまう。
アコに敗れた京花は、精力を奪うという名目で何度もイカされ、
戦う力も呪力と共に吸い取られてしまう。

雪辱を果たすため再戦を望むも、
アコの魔の手は安らぎの場である学校、そして自らの母親にまで迫っていて……。

引用:キルタイムコミュニケーション

メモ

  百合度 ☆☆☆ 深度 ☆☆☆

 堺京花は人々に害をなす悪霊を人知れず始末する巫女。霊力のピークを迎える16歳になったとき、子をなし力を継承していく役目を負っています。その時が迫り、親友に囲まれた束の間の学園生活との別れが近づいてきたある日、京花の前に幼い見た目に反して、強大な力を持つアコが現れ、圧倒的な力の差で、京花を弄び、身も心も屈服させていく。
 ヒロインを容赦なく絶望の底へ叩き込んでいくために考え抜かれたハードな官能小説。女性に惹かれる心を押し殺し、しきたりに一生を捧げるはずだった京花を、アコは欲望のままに生きるよう作りかえていきます。人類にとっては悪夢でしかないバッドエンド一直線ですが、血の継承、家の存続のために女性に犠牲を強いる人類の生殖悪を吹き飛ばしていくのが爽快でさえあります。

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