葬られた本の守り人

書誌情報

タイトル:葬られた本のびと
原題(発表年):THE LIBRARIAN OF BURNED BOOKS(2023)
著者:ブリアンナ・ラバスキス(Brianna Labuskes)
装画:agoera
装丁:大野リサ
発行日:2024年5月27日
発売日:2024年5月22日
出版社:小学館
ISBN:9784093567497
版型:四六判並製

Amazon

一般文芸GLシスターフッド多様な性社会人作家すれ違いキス性愛シリアスせつない

 1933年ベルリン。文化交換プログラム参加のためにドイツに招待されていた米国人新人作家アルシアは、反政府活動に参加していたユダヤ人女性ハンナとともに、ナチスに洗脳された学生らによる焚書に居合わせた。
 1936年、ナチスを逃れベルリンからパリに渡ったハンナは、自らの過ちを悔いながら〈焚書された本の図書館〉で働いていたが、パリにもまた、ファシズムの波は押し寄せていた。
 1943年ニューヨーク。戦地の兵士に本を送る「兵隊文庫」プロジェクトに従事する戦時図書審議会広報部長のヴィヴは、「兵隊文庫」の検閲を推し進める議員に抵抗し、検閲の危険性を訴えるイベントを企画していた。
 戦時下の3つの時代、3つの都市を繋ぎ、それぞれに本を守ろうとする3人の女性を描くシスターフッド歴史小説であり、この上なく美しい恋愛小説であり、本を愛するすべての人に送るビブリオフィリアの物語。

引用:小学館

メモ

  百合度 ☆ 深度 ☆☆

 

タイトルとURLをコピーしました