
書誌情報
著者:最宮みはや
イラスト:緋月ひぐれ
カバーデザイン:伸童舎
発行日:2025年11月20日
発売日:2025年11月20日
出版社:KADOKAWA
レーベル:富士見ファンタジア文庫
ISBN:9784040761770
版型:文庫版
ライトノベル学生高校生大学生アイドルアンビバレンス推しコメディ
超人気アイドル・星原奏歌のマネージャーになった女子大生の私、早瀬理月。実は超ワガママな彼女が言うことを聞く条件として、引退した男性アイドルを紹介することに……そのアイドルって男装した私なんですけど!?
引用:ファンタジア文庫
| 配布元 | 入手条件 | タイトル | 仕様 |
|---|---|---|---|
| アニメイト | 先着順 | 星原さんがソシャゲデビューした話 | 4Pリーフレット 2段組 本文2頁 |
| ゲーマーズ | 先着順 | 星原さんと初対面のときの話 | 4Pリーフレット 1段組 本文3頁 |
| メロンブックス | 先着順 | 星原さんの部屋で見つけた違和感の話 | 着せ替えカバー 41字×60行 |
メモ
まずしょっぱなから、水着NGの未成年アイドルをだまし討ちで水着撮影に持ち込もうとする時点で投げかけました。さらに、最後に女性として早瀬のことを意識するようになる前振りだとはわかっていても、男装時の早瀬に、星原がこれ以上心臓が持たないとなると、早瀬の胸をつかんで女性であることを思い出し冷静になるというくだりをなんども繰り返されるのは萎えます。そもそも、歴としたセクハラをギャグ扱いするのも問題があります。
星原がどうしてそこまで男装アイドル時代の早瀬に入れ込んでいたのかが最後まで読んでも伝わってこなくて、早瀬のふだんの弱々ぶりと俺様キャラを演じているときのギャップ、早瀬の両極端な姿に感情がグチャグチャになった星原のおかしな言動というコメディ要素がメインなのはいいとしても、心理描写が弱いのは致命的です。

